案件事例
 リース車両の保険

リース車両の保険は、お客様の安全と直接関係するため、最も重要なポイントです。

蘇州の欧米系メーカーの工場が従業員の送迎用バスをリースしました。ある日、車の故障による車両火災が発生し、乗車していた複数の従業員が死傷するという事故が発生しました。

しかし、事故後、契約していたリース会社の社長が行方不明になり、直接保険会社に確認したところ、無保険となっていた事が判明しました。

結局、バスを利用していた当社が全責任を取り、社員に膨大な賠償金を支払うこととなりました。


事故が起こった場合、中国ではリース会社、運転手の他、使用者(欧米メーカー)にも賠償責任が発生するため、保険契約の有無や内容は極めて重要です。

悪質なローカルリース会社では、リース契約時に保険証券の提示があっても、成約後にだまって途中解約しているケースもあり、加入している保険内容について確認をすることをお勧めします。



 運転手の派遣

リース会社には人材派遣の資格がない為、人材派遣会社を通すか、「客運従業資格証」を保有する運転手を採用する必要があります。

蘇州にある日系メーカーの総経理がリース車両で上海の空港に向かう途中、高速道路入口の検問で運転手が職務質問を受けました。その際、運転手が違法派遣されていることが発覚し、

その場で車両の使用停止という罰則が科せられました。

また、その日はCCTVの取材が入っていた為、新聞記者が会社までついて来た上、TVニュースでも放送され、会社の名誉は大きく傷つきました。

リース会社へ責任を追及することもできず、そのまま賠償金すら受け取れずリース契約を解約しました。


いわゆる「白タク」の事例です。リース会社と契約したと思っていても、実際に派遣されているのが白タク(車両や運転手が無資格もしくは違法派遣)であるケースは多くあります。

特に、コンプライアンスの遵守が重要視される外資系企業にとって、ローカルリース会社との契約には多くのリスクが潜んでいます。


 GPSによる走行距離管理

リース会社が利益を得る為、毎月の走行距離を水増しし、お客様へ過剰請求している例が後を絶ちません。

見積もり段階では大変安い金額を提示し、契約後に毎月の走行距離を水増しして請求する事により、利益を上げる悪質なリース会社や運転手が多く存在しています。

なかなか見破りにくい為、知らぬ間に大きなコスト負担を強いられているケースが多くあるのが実情です。

蘇州の日系企業でも不自然な車のメーターの動きを1ヶ月間チェックした結果、実際の走行距離より約50%も水増しされていた事例があります。


上記のような事例を防止するため、弊社では全車両にGPSを設置して、走行距離を管理しており、走行データについてもお客様に還元可能です。

GPS管理サービスのみのご案内も可能です。



走行距離水増し手法

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